第7回 国分一太郎「教育」と「文学」研究会(7月24日)
第7回 国分一太郎「教育」と「文学」研究会(7月24日)
分科会(前半)9:00~10:20
①「一人ひとりの願いがみんなの願いになっていく学級経営・学級づくり」
一書くことが楽しくなくっちゃはじまらない全員が喜んで書く学級一
提案者 ・早川恒敬 佐野美代子
(「5分間メモ」による教育実践法研究会 )
司会 ・小山守 記録・早川啓子
共同研究者 ・草木勝弘
分科会の開始を待つ。右端は、司会の小山守さん。
打ち合わせ中の提案者。
提案が始まる。
左は、佐野美代子さん、右が早川恒敬さん。
聞き入る参加者のみなさん。
②「言語教育」の大切さとその指導
一こうすればよくわかる日本語一
提案者 ・西篠剛志 ( 岩手国語サークル )
司会 ・千田晃一 記録・佐藤香織
共同研究者 ・村上三寿
提案開始を待つ西篠剛志さん。
千田晃一さんの司会で、分科会がスタート。
提案を始める西篠剛志さん。
熱っぽく語り続ける提案者。
提案が続く。
補足説明とまとめをする、共同研究者の村上三寿さん。
分科会(後半) 10:30~12:00
③「つづり方・作文教育の、今とこれから」
口低学年の文章表現指導 (2年生)
提案者 ・榎本典子 (豊島作文の会)
口もっと「自然」をとらえさせたい
提案者 ・増田俊昭 (つづりかた教育研究会)
司会 ・高橋朱美 記録・田村亮子
共同研究者 ・松尾博之
「つづり方・作文教育の、今とこれから」の分科会、前半のスタート。「低学年の文章表現指導」(2年生)の提案をする榎本典子さん。
提案を続ける榎本典子さん。
熱心に聞き入る参加者。
分科会の後半スタート。『もっと「自然」をとらえさせたい』の提案をする増田俊昭さん。左端は、司会の高橋朱美さん。
立ち上がって熱っぽく語り続ける増田俊昭さん。
質疑応答に入る。
質疑応答のあと、共同提案者のまとめが始まる。
まとめをする松尾博之さん。
④「静かに読むものへの転向」から
提案者 ・鈴木実 ( 山形童話の会代表 )
司会 ・山田亨二郎 記録・加藤民子
共同研究者 ・乙部武志、
『「静かに読むものへの転向」から』の提案が始まる。提案者は、山形童話の会の代表・鈴木 実さん。
提案が続く。
参加者のみなさん。
左は、司会の山田亨二郎さん。右は、共同研究者の乙部武志さん。
まとめをする共同研究者の乙部武志さん。
記念講演 13:00~14:30 視聴覚室
「小学校教師としての国分一太郎」
津田道夫 (著述業・障害者の教育権を実現する会)
講師の津田道夫さんについて、紹介をする田中定幸さん。
田中さんのユーモアたっぷりの紹介に、思わずほほえまれる講師の津田道夫さん。
講師紹介が続く。津田さんが座っていたのは、この時だけですね。
講演が始まる。
みなさん、お気づきでしょうか?
1時間半にも及ぶ講演時間のうち、ずっと
講師の津田道夫さんは、ずっと立ちっぱなしでお話をしているのです。
聴衆は全員、着席!いや、記録係の小山さんだけは、立っているな。
全体会 14:30~15:00 視聴覚室
司会 榎本豊
口あいさつ 田中定幸 (国分一太郎「教育」と「文学」研究会)
口分科会報告 共同研究者より
口分科会報告 共同研究者より
口感想発表 参加者より
口感想発表 参加者より
口終わりの言葉 国分真一
挨拶をする田中定幸さん(国分一太郎「文学」と「教育」研究会・会長)。
共同提案者からの報告が始まる。「5分間メモ」の分科会の報告をする草木勝弘さん。
「言語教育」分科会の報告をする村上三寿さん
「作文教育」分科会の報告をする松尾博之さん。
「文学」分科会の報告をする乙部武志さん。
感想発表に入る。感想発表をする参加者の方。
もうひとかた、感想発表。
国分真一さん(国分一太郎先生のご長男)の終わりの言葉で、本研究会のすべてが、無事終了しました。
提案者ならびに講師紹介
早川恒敬
元北海道釧路管内で、生活綴方教育を学ぶ。日教組全国教研甲府大会国語分科会で 国分一太郎先生に初めて会う。その後、埼玉県小学校教員。日本作文の会、特に常任委員会の場で国分一太郎先生の話から多くのことを学ぶ。
退職後、初任者指導担当教員。「5分間メモ」による教育実践法研究会代表。
佐野美代子
埼玉県狭山市立笹井小学校教員。埼玉県教育委員会・国語科教育指導者。埼玉県初任者指導担当教員。「5分間メモ」による教育実践法研究会会員。
西條剛志
岩手の小学校教諭として、楽しい授業・よくわかる授業をめざして20 数年が経つ。
若い頃は、「学級づくり」を精力的に学び、実践を展開。ある時、高校の先輩教師から国語の指導法を学ぶ機会があり、そこから国語の授業実践に目覚めた。
現在は、教務主任と特別支援担任をし、岩手国語サークルの仲間から学びながら、 日本語文法の授業実践を進めている。
榎本典子
1975年教師の道に進む。豊島区立巣鴨小時代に、豊島作文の会の存在を知る。例会に参加するうちに、作文教育の大切さを知る。転勤後、校内研修の委員長になり、「文章表現力を高める指導法」を、校内研修 のテーマにする。その間、亀村五郎さんや田中定幸さんを講師に招き、作文教育の大切さを学校ぐるみで追求する。
現在、豊島作文の会・板橋作文の会・東京児童詩の会などのサークルに所属している。昨年日本作文の会全国大会 (長崎)で「中学年の作文教育」のレポーターを引き受け「作文の授業」の大切さを訴えた。
増田俊昭
大阪、東大阪市の小学校教員。子どもの心とからだを解放させたいと、生活つづり方教育にのめり込んでもう何年も経った。その間、理論は国分一太郎の著書に、実践は 日教組全国教研に多くを学んできた。大阪教育大学大学院では田中俊弥先生に、そのまとめ方も学んだ。
現在、東大阪市教職員組合の執行委員長との二足のわらじをはきつつも、生活つづり方教育の復権と拡大をめざし奮闘中。
鈴木 実
1932(昭和7)年、南村山郡本沢村大字長谷堂(現・山形市長谷堂)に生まれる。早稲田大学第一政冶経済学部、山形大学教育学部卒業。1961年山形県公立学校教員となり、1993年 退職し、現在、県立米沢女子短大、東北文教大学の非常勤講師、日本児童文学者協会評議員、日本子どもの本研究会会員、山形童話の会代表、地域誌「天童・ひろば」編集人。
著書『山が泣いている』(共同創作・理論社) 『オイノコは夜明けにほえる』(童心社)、『地しばりの歌』(借成社)、『ふるさともとめて花いちもんめ』(新日本出版社)など多数。
津田道夫
1929年、埼玉県に生れる。東京教育大学卒業後は、雑誌『改造』の編集部に入り、社の倒産(55年) までつとめる。1956年のフルシチョフによるスターリン批判をきっかけに理論同人誌『現状分析』を刊行。マルクス主義の原理的再建に打ち込む。
1971年、「障害者の教育権を実現する会」の結成に参加、今日まで事務局員。国分一太郎が代表顧問を引き 受けて以来、その死に至るまで、とくに細かい交流がつづいた。
1960年『現代のトロツキズム』を刊行、以後、著述活動に入る。主な著書 (最近のものを中心に) 。『国分一太郎 一抵抗としての 生活綴方運動』(2010年 ) 、『ある軍国教師の日記 一民衆が戦争を支えた』(07年)、『国家と意思 一意志論から読む「資本論」と「法の哲学」』(06年) 、『イメージと科学教育』(05年、平林浩との共著) 、『弁証法 の復権』(00年)、『侵略戦争と性暴力』(02年) 、その他思想史研究に関するものなど、あわせて40数冊。
山形のうまいもの
すべての日程が終了した後、国分先生のご実家(現在の当主は、国分啓太さん)で、山形のうまいものをごちそうになりました。
まずは、乾杯!!
立っている方が、当主の国分啓太さん。垂れ幕と障子の間に写っている方が、啓太さんの奥様。今日のうまいものの料理を一手に引き受けてくださいました。