『「私」の国分一太郎研究』は、国分一太郎の生きた時代とその思想の研究であると同時に、「私」自身の自己史でもある。

第538回 豊島作文の会9月例会のご案内

第538回 豊島作文の会9月例会のご案内

◆日 時   2019年9月15日(日)午後2時~5時

◆場 所   駒込地域文化創造館 第四会議室 03-3940-2400

*田中定幸さん、7月29日に緊急の手術を受けた後、今は一般病棟に移って治療を続けられています。じっくりと養生をしてほしいと思います。田中さんのお元気な復帰を、楽しみに待ちましょう!

《提 案》 
『’19 児童文詩集 東京の子』(第45集)、散文の部を読み合う(レポート担当の分担は下記の通りです)

★9月15日(日)の予定
1.《共同作品》分担者なしですが、全員でワイワイ20分ほど論議の予定。
2.《散  文》の(1)~(5)の研究 
(1)P14「なわとび」(1年)~P18「とっておきの…」(2年):
6作品 (榎本典子さん)

(2)P18「はがぬけたこと」(2年)~P23「ワクワクする料理」(3年):
7作品 (寺木さん)

(3)P23「ははの誕生日」(4年)~P31「むね村くんと…」(1年):
6作品 (工藤) 

(4)P31「くつをかってもらった」(1年)~P35「タイヤとび…」(2年):
6作品 (榎本豊さん)

(5)P35「スポーツデーの長なわ」(2年)~P40「友達」(5年):
6作品 ((伊藤さん)
*『東京の子』をお忘れなく!
★10月13日(日)の予定
《散  文》の(6)~(11)の研究:
(6)P40「ライバルに負けない」(6年)~P47「赤ちゃんの時」(2年):
 5作品 (鈴木さん)

(7)P47「よふかしして本を読んだ」(2年)~P52「大すきな…」(2年):
 5作品 (曽我さん)

(8)P52「田んぼの学校」(2年)~P56「学年が上がる」(3年):
 6作品 (神山さん)

(9)P56「ドキドキしたリレー」(4年)~P61「スピろう」の研究授業(6年):
 6作品 (日色さん)

(10)P61「金賞」(6年)~P70「上ばきのわすれもの」(2年):
 6作品 (片桐さん)

(11)P70「水中昆虫大りょうゲット」(3年)~P76「魚の図鑑」(6年):
 6作品 (桐山さん)

★《  詩  》に関しては、12月例会(時間が足りなければ1月例会でも)で実施の予定です。提案担当の分担に関しては後ほど改めて提案いたします。

◎6月例会報告

《提案》国語科学習「書くこと」 こう扱いたい教科書の学習
~生活綴り方の考え方を生かして~
[二年光村図書] 観察記録文を書く かんさつ名人になろう 指導計画案      
                         鈴木 由紀さん

《 参加者 》
 鈴木由紀、工藤 哲(記録)、神山典士、榎本 豊、片桐弘子(司会)、田中定幸、日色 章 (敬称略)

★鈴木さんが去年の一学期、二年生のクラス(36人)で取り組みをした「第2学年 国語科学習指導案」の実践報告。使用する資料等を含め、誰でもが利用ができ、校内研究などでもそのまま使って活用していくことができるという形式が取られている。
(1)単元名は「かんさつ名人になろう」。単元の目標は、「体のあちこちをはたらかせてかんさつし、気づいたことを読む人にもよくわかるように、くわしく書こう」となっている。(2)学習指導計画は10時間扱い。①「表現意欲喚起」(1時間)、“かんさつ名人”とは、どういうことか、どんな観察文が名人の文章かなど、学習の目当てをつかむ。②「取材」(1時間)、これから書こうとしている観察文の書き方を参考作品を通して学習する。③「構成」(1時間)、観察の三つのパターンについての学習。④「記述」(2時間)、用紙の書き方を学習し、実際に記述していく。⑤「推考」(1時間)、目当てにそって書けているか確かめ、加除訂正をしていく。⑥「清書」(2時間)。⑦「交流」(2時間)、できあがった作品を読み合い感想を述べあう。
(3)どのように書けばよいか学習したことで、全員が集中して記述に取り組めた。「参考作品」に似た書き方も目立ったけれども、「クラスとしては、比較的楽しそうにこの単元の学習をしていた。」とのこと。そして、最後のところで、子どものものの見方や感性は多様性に富んでいるものなので「そういうものが表出しやすい日記への取り組みや、仲間の感性に触れられる読み合いを大切にしていきたい」と結んでいた(=「指導を終えて」)。★話し合いでは、「観察とは」「五感をはたらかせるとは」といったあたりで、あれこれ意見が出され、今一歩、提案の内容に応える形での論議にならないでしまった。東京大会で提案するためのものだったので、少しでもそれに役立つ形で意見交流ができるとよかったのだが。二次会の席で神山さんが、子どもたちに書かせたあとに、あんなに丁寧に見直しをさせるというのはすごいことだ(=「書いた文のたしかめカード」)と話していたが、全くその通り。由紀さん、どうもお疲れ様!           
                     (文責:工藤  哲)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional