いつか来る 老々介護
いつか来る 老々介護 …介護にレンタル用品。いいね!
東京新聞の「発言」欄に、『レンタル用品 介護の助けに』という題で、81歳の女性の方の文章が載っていた。2015( 平成27)年1月8日(木)の記事である。
私ども、中高年にとって、とても役に立つアドバイスのように思うので、全文を紹介させていただく。
夫が七十代で脳出血の手術をしてから十年。夫婦とも
八十代となり、夫の病状も緩やかに進行してきています。
まさに老夫婦だけの老老介護生活。あらゆるサービスを
利用しましたが、一番助かったのは介護用品のレンタル
でした。
当初は購入していましたが、今は病気の進行に合わせ
て取り換えられるレンタル用品を使っています。レンタ
ル代も、小さい物なら一カ月三百円程度で済みます。
ベッド脇の手すりも四回取り換えました。歩行補助用具
もレンタルしてきましたが、外出できなくなったのを機
に返しました。
レンタル用品も日々進化しています。在宅介護を続け
るならば、病む人も介護する人も少しでも負担を軽くで
きるよう、レンタル用品の利用に目を向けてはどうでし
ょう。
「外出できなくなった」というのは、ご主人のことなのだろう。どれほどご苦労があることだろうと思う。
ご苦労が山ほどあるはずなのに、この方は、
「少しでも負担が軽くできるよう、レンタル用品に目を向けてはどうでしょう。」
と、逆に、私たち後輩に、アドバイスをしてくださっている。
今、私も私の連れ合いも、もうとうに、病気や老いと向き合っていかなくてはならない年齢になっている。
「老い」とどう付き合っていくか、情報をさらに集めていきたいと思う。