『「私」の国分一太郎研究』は、国分一太郎の生きた時代とその思想の研究であると同時に、「私」自身の自己史でもある。

綴方理論研究会2月例会のご案内(2011年度)

綴方理論研究会2月例会のご案内(2011年度)

綴方理論研究会  2月例会

日時 2012年2月19日〈日〉PM1時~

場所 世田谷区代田6-19-2
   乙部武志邸 03-3468-0973

◆講義 乙部武志さん  とつおいつ46
◆提案 榎本典子さん  4年生の作文指導



  前回の『現代つづり方の伝統と創造』(第6章)を読み直す(工藤哲提案)は、久しぶりの理論学習だった。たまにはいいなと皆さんの声。最近の『東京の子』の作品の散文の表現力が、どこかおかしいという疑問が出発であった。『現代つづり方の伝統と創造』(第6章)の『積極性・能動性・意欲生』の中の「楽しかった本町祭り」の作品の分析に、たくさんのことを学び合った。国分さんが、「作文と教育」に1979年から連載したものを1冊にしたものがこの本である。「新国語科などという、日本文部省が告示し、新学習指導要領の中のおろかな国語科教育がのさばりだすなかで…。」と、前書きで締めくくっている。あれから30年以上たち、現場から「生活つづり方」教育は、ますます厳しい。今でも、十分通じる国分理論をしっかり継承発展させたい。
 
◆「人権教育と生活綴り方」研究会(奈良県)
 2/3~4に田中・工藤(敬称略)・榎本の3人で参加。校内研修で教育委員会の後援を受け、研究会を開く意義は大きい。100人以上の人々(奈良・高知・大阪・三重・福岡など)が、研究授業・実践報告・記念講演(桂正孝)を聞き、深い示唆を得た。2日間、国分一太郎の名前を様々な人々が紹介。「こぶしの花」(3冊)「現代つづり方の伝統と創造」(3冊)「日本の児童詩」(2冊)「会誌」(3冊)が、すぐに売り切れてしまう。重たかったけど、もっとたくさん持って行けばよかったと反省しきり。

◆「絵本 地獄」(風濤社)を広めてほしい。
 2/8(水)の朝日新聞の1面の下に、広告が載っている。前社長が、国分さんの記念碑代に1万円寄付。国分さん、乙部さんとは、昔からの深い交流があった。

◆1名若い人が参加する。左川さんの紹介。                                  
         
                                                   (文責:榎本 豊)

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