『「私」の国分一太郎研究』は、国分一太郎の生きた時代とその思想の研究であると同時に、「私」自身の自己史でもある。

第8回 国分一太郎「教育」と「文学」研究・学習会2014のご案内

第8回 国分一太郎「教育」と「文学」研究・学習会2014のご案内

日時 2014年 11月15日(土) 午前9時~午後5時

場所 豊島区立池袋本町小(元文成小学校) 

東武東上線の池袋駅から2つ目、下板橋駅下車。徒歩3分ほどです。
下の地図をご参照ください。

《報告者予定》

内 容 
午前<報告1>
◆2年生の作文指導
~一年間のできごとをふりかえって~
富山 悦子(豊島作文の会

午後<報告2>
◆「言葉」「文字」に注目して読もう
~言葉の意味よりも「言葉がそこに書いてある」ということに目を向けた読みを~
今井 成司(東京作文教育協議会)

午後<報告3>
◆「綴り、読み合う学級づくり」
~「We‘ll change」を合い言葉に~
藤田 美智子(福島県元公立中学校教員)

4.参加費 1,000円(資料代として登録会員は無料)会員の年会費2,000円

5.その他  ・ 研究会終了後、懇親会を予定しています。懇親会にご出席の方は、事前に電話等で、連絡下さると、大変助かります。遠来の方で、宿泊される方は、各自でお取り下さい。

◆報告者の紹介

富山 悦子(とみやま・えつこ)

○作文の書き方が分かる授業 ← 児童が「しくみ」を見つける授業
○1日1場面ずつをていねいに思い出して書く、記述時間の設定方法
「先生、これでいいですか。」
 作文を書き終えた子のほとんどが、こう言って持ってきます。何か違うのではないかと、ずっと思ってきました。
 自分が書いたものの是非の判別ができないのは、どんな作文が良いのか、どう書けば良いのかが分からないからなのではないか。それなら、参考作品を使って作文の「しくみ」を理解させることができれば、あの言葉は出ないだろう。「一日一場面ずつ」と制限することにより、勢いで書くのではなく、「しくみ」を反映した記述が生まれ易くなるだろう。以上の仮説を基に組み立ててみた授業です。

今井 成司(いまい せいじ)

文学作品をどう読んだらいいのだろうか。詩をどう読んだら楽しく読めるだろうか。
退職後に講師として、教室で実践したことをもとに、報告します。
5年生「耳」ジャン・コクトー。「ケムシ」まどみちお。「雪」三好達治。「鳴く虫」高橋元吉、を子どもの発言をもとに楽しく読む活動。
3年生「キリン」まどみちお。ここでは視点について実践をお話しします。
私としては従来の感想中心の「鑑賞」ではなくもっと「言葉の使われ方」「文字の使われ方」という表面的なところから読んではどうかという提案です。
「物語を書こう」。教科書でたくさん出ていますがこれがうまくいかないわけと、わたしの実践・提案をお話しします。
これらの実践のもとになったのは『現代思想』と言われているものです。私の実践とつなげてお話しできるかどうか、これは、わたしの力が及ばないところですが・・・。

藤田 美智子(ふじた・みちこ)

 現職最後の2年間の取り組みを報告したいと思います。1年生の時に授業が成立しないほど荒れた学年を受け待ちました。新学期スタートに当たって、学級の子どもたちが決めた合い言葉が、
「We’ll change(俺たちは変わる!)」
でした。「変わりたい」という切実な願いが感じられました。
 学級では日記や班ノートの文章を、学級通信に載せて読み合いました。時に本音でぶつかり合い、話し合い、そして互いを理解し合う中で、子どもたちは「俺たちは変わった」ことを確認し合って卒業していきました。
彼らが綴った日記や作文、学級通信をもとに報告したいと思います。また、東京電力原子力発電所の事故により避難してきた子どもの作品も紹介し、今後の課題も提起できればと思っております。



 


より大きな地図で 豊島区立池袋本町小学校(東京都豊島区池袋本町4-36-1)への徒歩ルート を表示


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