第10回 国分一太郎「教育」と「文学」研究会・学習会2016のご案内
第10回 国分一太郎「教育」と「文学」研究会・学習会2016のご案内
1.日 時 2016年11月20日(日)9時30分~4時30分(受付開始9時15分)
2.場 所 巣鴨地域文化創造館
03-3576-2637 JR山手線巣鴨駅北口下車 徒歩約15分
3.内 容
9:30~10:00 開会行事
10:00~11:00
〈資料紹介〉国分一太郎文集「生活の跡」考
山田 亨二郎(国分一太郎収蔵室・こぶしの会事務局)
11:10~12:00
〈提起〉「長瀞小学校の想画」を世界遺産に
村田 民雄 (国分一太郎・こぶしの会事務局)
13:00~13:30
〈報告〉「国分一太郎と北方性教育運動」研究における課題
安部 貴洋(山形県立米沢栄養大学)
13:30~14:50
〈講演〉「生活の理法」としての共生と生活綴り方
――理性的なものに感性的にかじりつくということ
玉田 勝郎(関西大学名誉教授)
15:00~16:10
〈米寿記念講話〉
「みどりの風の吹くなかに」(国分一太郎著)をさぐる
乙部 武志(綴方理論研究会)
4.参加費 1,000円(資料代として・会員は無料)会員の年会費2000円
その他 ・研究会終了後、乙部先生の米寿のお祝いを兼ねて懇親会を予定しています。ご出席の方は、事前に電話等で連絡下さると、大変助かります。遠来の方で宿泊される方は、各自でお取り下さい。
今回は、国分一太郎先生と共に教育・作文教育に歩んでこられた乙部武志さんの米寿をお祝いして学習会を乙部武志・米寿記念・第10回国分一太郎「教育」と「文学」研究会・学習会として、開催します。ふるってご参加ください。
《主催》 豊島作文の会・綴方理論研究・国分一太郎「教育」と「文学」研究会
《連絡先》 国分一太郎「教育」と「文学」研究会事務局
〒332-0023 埼玉県川口市飯塚1-12-53 榎本 豊方
TEL・FAX 048-256-1559 携帯 090-4920-7113
□村田民雄
「長瀞小学校の想画」を世界遺産に
昭和5年、国分一太郎が赴任した長瀞小学校で佐藤文利による図画教育が行われていました。子どもを取りまく生活と自然を描く「想画」で、当時日本三大想画校とよばれていました。東根市有形文化財として保存されている中からいくつかをスクリーンでご覧いただきます。
□山田亨二郎
国分一太郎の資料を発掘。「生活の跡」をみなさんにご紹介いたします。
□安部貴洋(山形県立米沢栄養大学)
(タイトル)「国分一太郎と北方性教育運動」研究における課題
今回の研究会では、「国分一太郎と北方性教育運動」に関する先行研究を紹介するとともに、残された課題、そして課題に対する展望を話させていただきたいと思います。
□ 玉田勝郎(関西大学名誉教授、 兵庫県在日外国人教育研究協議会会長)
1952・53年、大路第二小学校(現 丹波市)で、小西健二郎に受け持たれ、生活綴方教育を体験。
関西大学生協発行『書評』誌に13回にわたって「中野重治と教育」を連載。
演題 : 「生活の理法」としての共生と生活綴り方
――理性的なものに感性的にかじりつくということ
Ⅰ 国分一太郎と「共生」の課題
Ⅱ 「辛抱づよい文章」の提唱
Ⅲ 人権教育の観念性(「肉感性」の欠如)
Ⅳ 〈在日〉を生きる子どもの作文と自尊感情
□乙部武志
「解放教育」に連載された国分一太郎の「みどりの風の吹くなかに」を分析します。
「巣鴨地域文化創造館」への行き方
(1)JR山手線「大塚駅」(北口)下車。
北口を出てすぐ右側の都電荒川線「大塚駅前」から、三ノ輪駅行きに乗車。
巣鴨新田、庚申塚と2駅乗り、庚申塚で下車。
下車したら、右へ、踏切を渡ってください。
「巣鴨地蔵通り商店街」の看板が見えてきますので、そのまま3分ほど歩いて
ください。右手に「巣鴨地域文化創造館」が出てきます。
都電に乗車できて、歩きも少ない、楽ちんコースです(都電は、スイカ利用可)。
(2)JP山手線「巣鴨駅」(中央口)下車。
中央口を出て右側の交番をすぎていくと、斜め左前方に、「巣鴨地蔵通り商店街」
という看板と、赤いアーケードが見えてきますので、そこを目指して進んでくだ
さい。
あとは、商店街を見物しながらぶらぶら歩いていくと、左手に「巣鴨地域文化創造館」
が出てきます。
こちらのコースは、巣鴨駅から約15分ですが、下町らしい、いい雰囲気で、お勧めです。