『「私」の国分一太郎研究』は、国分一太郎の生きた時代とその思想の研究であると同時に、「私」自身の自己史でもある。

国分一太郎年譜について

国分一太郎年譜について

 「国分一太郎文集」の最後の巻である第10巻は、国分一太郎が亡くなった
2月12日からおよそ5ヶ月後の1985年7月15日に発行されている。


 この「国分一太郎文集」の第10巻の中に、「国分一太郎年譜」というのがある。

国分一太郎の年譜としては、これがもっとも詳しい内容をもったものだろうと思う。


 国分一太郎は、生前、第10巻刊行促進のために話しておきたいことがあるとして永易実氏を、「国分一太郎年譜」に関連して口述筆記をしてもらうということで杉浦渉氏を呼んでいる。

 国分家の系譜やその後の出来事を国分一太郎が口述、補足をし、それを杉浦渉氏が記録し残したものが、この「国分一太郎年譜」なのである。


だから、この年譜は、国分一太郎の「声」が聞こえてくる、特別な年譜といってよい。国分一太郎を研究していく上での、第一級の年譜でもある。本来なら、要約なり
抜粋なりで、国分一太郎の年譜をまとめていかなければならないのだが、研究を深めていく観点から、「国分一太郎文集」第10巻よりそのまま引用をしていくこととする。その上で、必要に応じ、注釈、写真等を加え、生きた国分一太郎の姿を映し出していけたらと思っている


「国分家の系譜」へ!

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